コンセプト

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35歳からの暮らしの整え/お片付けを通じてあなたの「今」を穏やかに

突然ですが、これを見てくださったあなた。「今」を穏やかに過ごしていますか?

わたしはお片付けをしたことで今、穏やかに過ごせています。

お片付けをして部屋が整い、暮らしも整え、なんでもない日常にこそ小さくて大きな幸せがたくさん転がっていたことに気付くことができました。

数年前わたしは何をするにも、笑えなくなったことがあります。

初めての育児でイヤイヤ期と重なったフルタイムでの仕事復帰、
唯一入ることができた保育園は家と職場と逆方向。

公共交通機関を使っての保育園への送り迎えだけでも片道一時間。

家に帰宅するのは21時近く。そこから1歳半の長男にご飯を食べさせてお風呂に入れて
クタクタの中、寝て朝7時に家を出て…日々の家事をまわすことで精一杯。

片付ける気力がなくて荒れ果てた部屋の中で、「どうしたらいいんだろう」と。

本当に笑えなくなって、このままでは人として母としてダメになるんじゃないのか。

子どもにもきつくあたってしまう自分を変えたく、時間をつくってでも片付けをしてモノと向き合って暮らしを整えなおそうと思ったのです。

そして、モノと向き合っていく中で、今の自分に必要なモノを選び、残し、不要なモノやコトを手放していったことで、私の気持ちもどんどん軽くなっていきました。

部屋だけではなく、気持ちにもゆとりができたことで「育児」や「暮らし」を楽しむ余裕ができました。

「美味しいね」とご飯を家族で食べたり、遊んだり喧嘩したり、なんでもない日常の中にある幸せに気付くことができました。

私にとって、本当に大切にしたいことは何かが見えてきて、働き方も見直しました。

片付けても暮らしているので、部屋は時に荒れますが、すぐに片付く仕組みができていることでゴールが見えるのでラクにすごせています。

母がご機嫌であること、何よりも大切だと思います。
片付けてもイライラする時はありますが、部屋をリセットすることでフラットな自分にまた戻ることができる。

そして、目的に沿って、収納を整えることで家族も家事を自然とするようになる。

ほんのちょっとの工夫で暮らしが変わる。

思えば、人生の分岐点ではいつもお片付けを通じて、何かを感じてきたなと「お片付けは人生を変える」とよく言われていますが、わたしもお片付けを通して人生が変わった一人です。

今、あの時のわたしと同じように散らかった部屋で、自分をせめてしまっている方がいたら自分をせめないで。

大丈夫です。ひとつずつできることからやっていきましょう。

と書いているわたしも35歳になり、親の病気、子どもの発達についてなど色々と受け入れ、また整えていく時期となってきました。

いつから始めても遅くない。なんとなく「今」をリセットしたいと思う時は、お片付け時。

お片付けはこれからの暮らしをつくる土台です。
taroの整えが「今」を大切にしたいあなたに届きますように。